今回で6回目を迎える秋の大会は番外の洋平カップとなり、たくさんの「洋平」達が参加してくれるよう募集要項に「出来るだけ洋平風」も付け加えました。 カツラ持参で参加してくれたチームもいて、バスケ以外の部分でも楽しんでもらえたかなと思います。

今回の参加予定者は113名でしたが、当日キャンセルのチームも出て結果として一般15チーム・イスバス3チームの合計97名！中高生が22人も参加してくれたのは過去最高でした。 学生たちも出たいと思ってもらえる大会になってきたのかな、と嬉しさも覚えました。

この秋の大会は車いすバスケ体験交流試合が目玉企画となっていますが、今回は希望者だけでなく全員でバスケをやってみたいという長年の夢を試してました。 予選終了後のお昼休み前にイスバス体験交流試合を３Qやった後、決勝戦の前に全参加者を紅白２チームに分けてリレー方式の５対５をやりました。当初の企画名は「51対51」でしたが、ふたを開けると「37対37」になってしまいましたけどね・・

初めての企画だったこともあり、ゲーム序盤は上手く回せずちょいグダグダになったので一度ゲームを止めて仕切り直し。参加してくださった皆さんが早くゲームの趣旨を理解してくださったので仕切り直し後は順調にゲームが進み、40分ノンストップでの5対5なんとかできました。 山ほど改善点が見つかりましたが、なんとか精度を上げてギネスに挑戦できる企画にしたいと燃えています！次の機会にもう一度挑戦させて頂きたいと思います。

毎大会感じますが、当プロジェクト主催の大会は運営者が作る物ではなく、参加者の皆さんが作ってくださっているものだと今回も痛感しました。 本当に暖かい雰囲気で楽しみながら、また決めるところは決めながらバスケを1日できるという、とても大切な時間を皆さんと共有しながら過ごせるのはとても幸せな気持ちでいっぱいになります。

我々の目指す「バスケをツールに町おこし」とは、「バスケで町を元気にする」という目標とは近いようでかなり違います。全国から多くの人にお越しいただき町おこしのツールとなるべく活動をしており、大槌町のバスケを盛り上げるというものではないからです。 各方面から大槌にお越しいただき、初めて対戦する人たちと交流を深めて頂いて、毎年ここでしか再会できない人の繋がりを広げていきたいと思っています。 あえてキャッチーに申しますと「バスケの街能代」に負けない「バスケばかの町大槌」を目指したいと思っています。

今年度はあともう１大会、初の女子大会「花道クィーンズカップ」を開催いたします。なんでも、地方都市での3×3女子大会は60人も来れば日本一かもと聞いております。ぜひ、大槌でその日本一の大会をやってみたいと思っています。 この「花道クィーンズカップ」だけは個人エントリーも可能となっていますので、全国のばすけ女子の皆さん旅行がてらどうぞ冬の東北へバスケをしにいらしてください。 12月1日～エントリー開始となっておりますのでよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、今大会もたくさんの賞品提供を頂きました企業様・店舗様・有志の方々には大変お世話になりまして誠にありがとうございました。 またその他にも多方面よりご協力・応援を頂きましたこと、心より感謝しております。洋平カップに関わってくださった全ての皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました！

花道プロジェクトメンバー一同