2016年11月27日。活動開始からちょうど5年の今年11月。定期開催の桜木杯とは趣の違う大会を目指して、車いすバスケとの共催をメインとした秋の大会《木暮カップ》。今年も無事に楽しく大槌町城山公園体育館で終えることができました。

最終的に16チームとラッセル岩手チーム合わせて総勢106名の大会となりました。手作り感満載というベタな大会でありながら、毎回100名を超す方のご参加を頂き、感謝しかありません。

参加してくれる方々も回を重ねるごとに新たに同級生チームを作ったり、他のチームと合同だったりと、様々なチーム形態で楽しみに来てくださっていて、参加者全員で大会を作ってくださっているのをとても感じます。

今年からは、車いすバスケの部も3×3形式の試合となり、一般と同時進行で試合を進めました。初めての試みでしたが、車いすバスケも一般も同時に試合が見れるというのはとても新鮮でした。

お昼には恒例となってきた「餅まき」ならぬ「お菓子まき」を行い、その後はポジション別対抗戦を5×5で行い、普段は5×5が主流の皆さんに思いっきりコートを走ってもらいました。

出来るだけローカルルールでゆるい大会を目指してやってきておりましたが、参加チームのレベルが年々上がってきている事もあり、今年はオフィシャルルールを少し取り入れて午後からの決勝リーグではショットクロックも導入してみました。 ボールの方も岩手県協会さんから公式6号ボールを貸与して頂き、みなさん初めての感触を楽しんでおられました。

メガネ君には1点加点など、様々な方法で独自色を出してみましたが反省点も多く、次回大会での課題改善を目指すことになりました。ご迷惑をかけてしまったチームには申し訳なく思っております。

全試合終了後、メインともいえる「体験イスバス交流試合」は、今回ラッセル岩手さんから「ガチで点を入れさせない試合展開にするので、俺たちから点が取れたら点数×500円を募金します」 という、企画を発案して頂き大変盛り上がりました。結果は60対8（笑）
ですが、会場全体が1ゴールするたびに大盛り上がりで、今までとは全く違う面白い交流試合となりました。

本来、この秋の大会は全チームへの賞品授与は出来ない細々とした予算でやりくりする大会だったのですが、今大会から多くの協賛企業様が新たにお力添えをくださるようになり、結果として参加チーム全てに賞品を持って帰ってもらえることができました。 またカネマンさんからは「花道のグッズを我が社で購入して、参加者の皆さんにお持ち帰りいただきたい」とのお申し出を頂き、1人1,000円の参加費で既に1,300円の花道タオルを参加賞としてお出しすることができました。 また、レッドブル・ジャパンさんからもレッドブルを参加賞としてご提供いただき、何とも豪華な大会となりました。

その他にも多くの皆様に我々の活動に賛同して頂き、大変多くの皆様のお力添えを頂きましたこと、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました！

今年度最後の大会は「出張花道in福山LAST」となります。2017年3月12日（日）に広島県福山市の沼隈体育館で行いますので、大槌までは遠くて来れないという西日本の方々など、お近くの方はぜひ花道の大会を体感しにお越しいただけたら幸いです。

今回も大変多方面よりたくさんの方々に応援をして頂きましたこと、感謝しております。
木暮カップに関わってくださった全ての皆様にお礼申し上げます！
本当にありがとうございました！

花道プロジェクトメンバー一同